CALNEO Smart

CALNEO Smart
基本案:この案をベースに形状展開
裏面のラウンドサイズを深くし、滑り性を検証した断面形状
側面の平面を最小に削ぎ量を大きくとり、滑り性を最大限高めた断面形状
撮影面(上側)を削ぎ、患者背中への負荷を検証した断面形状

プロダクトデザイナー 小倉 良介

病院でのレントゲン撮影にて患者体下に挿入する受像部カセッテDRの形状検証のプロトタイプです。医療現場では、カセッテ角部が患者に身体的苦痛を与え、腕力で患者体下へカセッテ挿入を行うことで多くの技師が腰痛になっている等のデザイナーの気づきが起点となっています。医療用カセッテには業界規格がある中、本来の医療に対する根本的な問題を解決することを優先、その苦痛や負荷低減低減を狙った形状展開を行いました。
その評価結果より、患者に触れる部分の形状が丸ければよいというものでなく、挿入時にカセッテを斜めの角度で挿入する際の突出量が最小で、且つ平面性が高いことが重要であることに気づき、本デザインの裏面を大きく削ぎ落とす造形に至りました。