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「CLAY大賞2021」決定

デザインセンター内の横断的な取り組みを対象とした「CLAY大賞」。第25回となる今回は、数あるプロジェクトの中から以下の3つが最終審査に残り、プレゼンテーションが行われました。

・テーマ1「コロナ禍でのインターンシップ」
・テーマ2「マスクプロジェクト」
・テーマ3「兆しプロジェクト」

テーマ1「コロナ禍でのインターンシップ」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりオンラインで実施した、昨年度のインターンシップの取り組みです。Zoomなど各種オンラインツールを活用し、学生が取り組む課題に対するきめ細かなサポートのみならず、学生と部員、そして学生間のコミュニケーションを生み出すことにも成功しました。予期せぬ事態に見舞われながらも、難局を乗り越え、プロジェクトを成功に導いた道筋が語られ、部員の共感を呼びました。

テーマ2「マスクプロジェクト」は、マスクを装着しながらも、当社の高透明で防曇機能を備えたTACフィルムを使用し、「互いの表情が分かり、安心してコミュニケーションが取れる透明マスク」を創作するプロジェクトです。複数案の試作を粘り強く重ね、布とTACフィルムを組み合わせ、着用時のフィット感があるマスクを考案。コロナ禍の下、呼気が周囲に漏れることを抑えつつ、呼吸や会話がしやすいマスクが完成しました。
プレゼン会場の机上に並べられた数多くの試作品のマスクは部員の関心を集め、メンバーのスキルを最大限に生かして取り組んだ内容に、称賛の声が上がりました。

テーマ3「兆しプロジェクト」は、未来のビジネスを発想するために、新しい手法を構築するプロジェクトです。生活シーンをもとに、新たなビジネスの糸口を発想する手法を社内の研究者や企画者に展開し、回を重ねるごとに社内の関心を集めています。プレゼンでは実例を挙げながらアプローチの手法が紹介され、部員の興味を引きました。ユーモアあふれるスピーチには笑みがこぼれ、和やかな雰囲気でラストバッターの発表を締めくくりました。

部員全員によるオンライン投票の結果、僅差でテーマ2「マスクプロジェクト」が大賞に輝き、「CLAY大賞」のロゴが施された赤いトロフィーが授与されました。また、「コロナ禍でのインターンシップ」「兆しプロジェクト」の取り組みをたたえ、優秀賞として青いトロフィーが贈られました。

どのプロジェクトに対しても部員から高い関心が寄せられ、プロジェクトの内容やプロセスを皆で共有することができました。