公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会（JIDA）の創立70周年を記念するイベント「JIDA Day & Night」がオンラインで開催。トークイベントにデザインセンター長の堀切が登壇し、「日本の産業とデザインの関係を更新する」をテーマに、JIDA理事長 太刀川英輔さんのコーディネートのもと、マツダ株式会社 常務執行役員デザイン・ブランドスタイル担当の前田育男さんとクロストークを行いました。

堀切は、「デザインの答えは現場にある。FUJIFILM designは現場の人のことを思う“誠実なデザイン”を大切にしてきた」「デザイナーは見えないものを見えるようにする仕事。デザイン責任者は経営に参画し、デザイナーは商品・サービス開発の上流から関わるべき」と語りました。また、クルマをアートと呼べる水準にまで高めたマツダのデザイン活動について、「美意識」の点で共感し合いました。デザインが経営にもたらす可能性の広がりを感じさせる、有意義なクロストークとなりました。