今年4月に入社し、デザインセンターに配属された上野さん、山田さん、小川さんの3名が、学生時代に制作した作品や研究の成果をプレゼンテーションしてくれました。

上野さんは、フィルムカメラによる撮影から3DCGまで多様な表現で制作した映像作品、卒業制作展で展示した60人のポートレートのほか、人間工学的視点から開発したさく乳器、深紫外線による床面殺菌装置、フォークリフトのシートといった工業製品のデザインを披露しました。

山田さんは、コロナ禍で亡くなった祖父へのメッセージとして制作した100枚のドローイングや、恋人でもあるデザイン仲間と共同制作したアートブック、人種差別への反対をテーマにしたポスター作品などを披露しました。

小川さんは、IoT技術やアプリを活用した「途中下車の旅」を楽しむサービス、小説の一文から想起される風景をARで見せるプロモーション企画、シャボン玉の膜と光で作った卒業制作展のアイキャッチ装飾などを発表しました。

3人の斬新な作品の数々に先輩デザイナーたちは大きな関心を寄せ、プレゼン終了後には実物を手に取ったり質問を投げかけたりする様子が見られました。